
メッセージ
400年続く野州麻
3つの技術で未来をつくる
Japan Hemp Creationは、
伝統の技を未来へつなぐ「麻農家」「麻引職人」の育成、「麻飾り」の作り手のサポート、3つの分野で活動を行っています。
各プログラムについてご一読のうえ、それぞれのフォームからご応募/お問い合わせください。突然の来訪はお受けしかねますことをご了承ください。
麻農家
育成プログラム
精麻・麻引職人
育成プログラム
麻飾り
つくり手登録
JHCについて

より多くの人が、
麻に携わる未来へ
栃木県鹿沼市(旧粟野町)で400年以上続く麻農家、その8代目大森芳紀が主催するJapan Hemp Creationは、日本古来の麻の伝統技術を未来につなぐとともに、環境素材として注目を集める麻素材の可能性を追求し、カタチにすべく創設されました。
代表

大森 芳紀
Japan Hemp Creation
代表取締役
栃木県鹿沼市(旧粟野町)生まれ
作新学院美術デザイン科卒業
(株) 蔵本環境美術入社
[平成12年]
実家の大麻農家に就農
麻を使った紙を作るため農閑期に麻紙漉きの修行に出る
熊本 浮浪雲工房金刺人に師事
[平成13年末]
野州麻紙工房を開き、創作活動を始める
[平成18年]
麻の「Cafeギャラリー納屋」をopen
[平成26年]
野州麻炭製炭所を設立
[令和3年]
株式会社ジャパン・ヘンプ・クリエーションを設立
プログラム①
麻農家

400年以上続く
高品質の麻農法を未来へ
歴史の変遷で麻の需要が変化しながらも400年以上、現代まで麻農業を紡いできた野州麻。大量生産の商品が溢れる現代だからこそ、日本産、高品質の麻が改めて注目され、いま需要が成長しつつあります。
他方、麻の作り手の高齢化や後継者不足で生産量は減少傾向にあります。米や野菜栽培の経営的な限界で農家を離れる方も多い中、実は、麻農家は経営性も高い分野なのですが、一般に知られていないのが現状です。
JHCでは、麻農家への転身を考えている農家さんをサポート。農法、農具などの技術的な側面から事務的な側面まで日本の麻産業が継続的に成長できる環境づくりを行います。

麻農家育成プログラム
2期生
年6ヶ月×2年の研修で
麻農家としての独立をサポート
本プログラムは、将来JHCのパートナーとなっていただける麻農家を育成するプログラムです。
麻の栽培は3月〜11月に行われ、その半年の工程を通して、農器具の使用法まで、 現場で学んでいただけます。 独立後は、JHC(Japan Hemp Creation)が生産物を買取ることができるので、売り先開拓など不安要素を最小限に抑えて麻農家としてスタートできます。
2026年度は麻農家育成プログラムパートナー候補者を3名程度受け入れます。
<このような方に>
-現在、栃木県内に農地をお持ちの方
-農業経験がある方
-体力に自信がある方
<応募条件>
-農業経験がある方
-逮捕歴のない方
-研修期間中の生活費を確保できている方
<就農中の方の年代・動機>
[30代男性]
「麻農家として開業を目指し、栃木県に移住し前身のプログラムに参加しています。
[20代男性]
「高校生の時に麻の加工品に触れ、 野州麻を訪問。その時の経験から麻農家へ 憧れるようになりました。」
[20代男性]
「日本の歴史における麻の重要性や多岐にわたる有用性に衝撃を受け、その文化や技術を継承してゆく職に就きたいと思いプログラムに参加しています。」
<スケジュール>
-応募締切
-2026年1月31日-
-選考&面接
-2026年2月中旬-
-参加者としての申請作業
-2026年2月下旬-
-麻農家育成プログラム
-2026年3月〜11月-
-研修期間
-2年間(1年間60日程度)-
*作業時間は相談可能
<応募フォーム>
令和7年度、麻農家育成プログラムのお申込は上記よりお願い申し上げます。
※ご応募に際しましては、書類選考を実施させていただきます。
誠に恐れ入りますが、選考の結果、すべての方に面接の機会をご案内できるわけではございませんことを、あらかじめご了承くださいますようお願い申し上げます。
応募締切 :2026年1月31日
・将来農家を始めたい方
・JHCからのお知らせを受け取りたい方
プログラム②
精麻・麻引職人

高品質の精麻を届ける
身を清めるとされる精麻は、日本の精神文化においてながらく重要な役割を果たしてきました。
神社で随所に使用される麻や神道の儀式で使われる精麻は、より高い品質の麻と、それを美しく仕上げる技術が必要になります。
野州麻の精麻は、その特別な品質が認められ、日本全国の神社に納められています。

精麻・麻引職人
育成プログラム
– 準備中 –
麻引は、日々変化する自然環境のなか発酵していく麻に触れ、最高の状態を見極め、繊細な精麻を仕上げます。日本人ならではの繊細さから生まれる工芸品は、その担い手が不足しています。
JHCでは、400年の歴史で成熟した精麻の技術を、次世代につなげる職人の育成を行います。
研修をとおして基礎を習得し、その後年間をとおして麻引を行う職人として、技を高めていきます。
<こんな方に>
-手先が器用/感覚が鋭い方
-自然素材に触れる仕事に就きたい方
-伝統工芸を次世代につなぐ仕事をしたい方
-繰り返しの中で、質を高める、向上することが好きな方
<プログラム内容>
– 準備中 –
<応募フォーム>
Coming Soon
JHCからのお知らせを受け取りたい方
– 準備中 –
プログラム③
麻飾り

麻に触れて形を作る
豊かな活動をライフワークに
野州麻の商品を手に取り「麻に触れること」に興味をもった方が中長期的に「作り手」として参加されています。
JHCでは、麻飾りの作り手の育成、さらに収益化のサポートを行なっております。
余裕のある時間に麻飾りを作成する方から本格的に麻工房に入る方まで。
麻を紡いで生活を豊かにするつくり手、麻クリエーターの活動にご興味のある方、まずは説明会にご参加ください。
令和7年度、麻飾り育成プログラム説明会を開始します。
詳細は上記よりご確認お願いいたします。
日時:令和6年12月12日(木) 14時~
開催場所:ZOOM
申込締切日:令和6年12月5日(木)
・麻飾りにご興味のある方
・JHCからのお知らせを受け取りたい方

広がる麻加工品の可能性
麻の糸は、古くは漁師の網をはじめ生活必需品にも多く使われていました。日本の花火では麻の炭が使用されており、その独特な弾みが夏の風物詩を支えています。
さらに現代では、ヘンプクリートという住環境を向上する建設素材、内装素材として海外で大きく注目されています。野州麻でも国内では珍しいヘンプクリートの家を建築中です。
環境素材として注目される麻の加工品は、今後もさまざまな商品が生まれると考えられています。
400年以上続く野州麻では、現代の生活でも身近に触れることができる麻加工品をプロデュース。オンラインストアで販売を行っています。
野州麻オンラインストア
